top of page

「これなら自分にもできそう」——病院でAIセミナーを開いて、現場が変わった話

2026年2月、合同会社KK CONNECTは病院の看護スタッフを対象にしたAI活用セミナーを開催しました。約2時間のセミナーで、現場のスタッフに何が起きたのか。そのリアルな様子と、医療現場でAIを使い始めるためのヒントをお伝えします。


セミナー前の空気

会場に入ったとき、最初に感じたのは「様子見」の雰囲気でした。

看護師の皆さんにとって、AIはまだ「自分たちには関係のない話」というイメージが強かったようです。ある看護主任は開始前にこう話してくれました。

「正直、私たちは忙しすぎて、改善とか新しいことを始める余裕なんてないんです」

この言葉は、多くの医療現場のリアルを表していると思います。


空気が変わった瞬間

セミナーでは、文書作成の補助や多言語対応など実用的なデモを行いましたが、最も反応が大きかったのは「ライブでアプリを作る」実演でした。


「どんなツールが欲しいですか?」と会場に問いかけると、「バイタルサインを入力したら正常・異常を色分けしてくれるツール」というリクエストが上がりました。


その場でAIに日本語で指示を出すこと、わずか数分。画面上に実際に動くアプリが現れました。


会場がざわめき、先ほどの看護主任が言ったのです。


「これなら……自分にもできそうです。今すぐやってみたい」


開始前の「余裕がない」から、終了後の「今すぐやりたい」への変化。これがAI活用支援の醍醐味だと、改めて実感した瞬間でした。


医療現場でAIを始める3つのポイント


今回のセミナーを通じて、医療現場でAIをスムーズに導入するためのポイントが見えてきました。

① 完璧を目指さない AIが作る文章や資料は「下書き」です。最終チェックは必ず人間が行う、という前提で使うことで、心理的なハードルが一気に下がります。


② 患者情報は入力しない 氏名や診察番号などの個人情報は入力せず、匿名化した情報で使うルールを最初に決めることが重要です。これだけで、セキュリティへの不安の大半は解消されます。


③ まず1つの業務から始める 申し送りの下書き作成、院内マニュアルの要約、患者向け説明資料の作成——どれか1つを選んで小さく試す。成功体験が積み重なると、現場全体が自然と動き始めます。


「忙しい」からこそ、AIを使う

「忙しくて改善できない」というのは、多くの医療現場が抱えるジレンマです。しかし、忙しいからこそ、AIで事務作業を減らすことが必要なのではないでしょうか。


AIは看護師の仕事を奪いません。書類仕事や情報整理はAIに任せて、患者さんに向き合う時間を取り戻す——それが私たちの目指す医療DXです。


まずは「今日一番大変だった業務」をAIに相談するところから始めてみてください。


合同会社KK CONNECTでは、病院・クリニック向けのAI活用セミナーや無料個別相談を承っています。「うちの現場でも使えるの?」という疑問から、お気軽にご相談ください。


 
 
 

コメント


bottom of page