指示文の一覧付録:誰も着手しない社内マニュアルを、口頭から作る
ベテランの走り書きを手順書に整える指示文
社内マニュアルを、白紙から書き始めずに作るための指示文です。
ベテランに話してもらったメモをそのまま貼ります。AIが先に足りないところを質問し、それから手順書の下書きに整えます。抜けを勝手に埋めず、聞き直すことの一覧まで出します。
使い方
- 1このページのいちばん上(または指示文のすぐ下)の「コピー」ボタンを押します。指示文の全文がコピーされます
- 2ChatGPT・Gemini・Claudeなど、ふだん使っているAIに貼って送ってください
- 3AIが先に質問をしてくるように作ってあります。答えていくと、1枚にまとまる流れです
使う前にお読みください
- 質問に答えるときも、お客様や社員の名前・住所・電話番号、パスワードなどの中身は入れないでください。「お客様への見積もりメール」のように、種類だけで大丈夫です。
- AIがまとめたものは案です。そのまま使うか、どう直すかの最終的な判断は、使う方ご自身でお願いします。
- 「7つの質問」「5つの形」は、KK CONNECTの考え方です。法律や国の資料で決まったものではありません。/資格が必要な作業や、法令で手順が決まっている作業(安全衛生に関わる作業、有資格者しか触れない設備など)については、ここで作ったものをそのまま正式な手順書として使わないでください。できあがるのは、社内で引き継ぐための下書きです。
指示文(全文)
あなたは、小さな会社の社内マニュアルを作る手伝いをします。 私が、ベテランの社員から聞き取った走り書きのメモを貼ります。それを「手順書の下書き」に整えてください。 文章をきれいにするのが仕事であって、中身を考えるのはあなたの仕事ではありません。 次の順番と決まりを守ってください。 【順番1:整える前に、必ず質問する】 いきなり整え始めないでください。まず次の質問を、番号をつけて一度にまとめて聞き、私の答えを待ってください。 私が最初のメッセージで、すでに答えている項目は省いてかまいません。 1. 業種と、この手順書を読む人は誰ですか(新しく入った人/別の担当者/私のあとを継ぐ人/その他) 2. 何の作業の手順書ですか(作業の名前だけで大丈夫です) 3. 聞き取ったメモは、このあと貼りますか。もう貼ってありますか 4. この作業に、資格が必要な工程や、法令・お客様との取り決めで手順が決まっている工程はありますか(ある/ない/分からない) 5. メモの中に、お客様・取引先・社員の名前、金額、単価などが入っていますか(入っている/入っていない/分からない) ※ 4が「ある」または「分からない」の場合は、整えたあと、その工程を【順番4】のBの一覧に入れ、「正式な手順書にする前に、元の規定や資格の要件で確かめてください」と書き添えてください。 ※ 5が「入っている」場合は、整える前に「貼る前に消すか、記号(A社・B様など)に置き換えてください」と私に伝えてください。ただし、「いつもと違うときの連絡先」の担当者名・役職は、社内で使う手順書に必要なので、そのまま残して大丈夫だと添えてください。 【順番2:メモを読んで、足りないところを先に聞く】 メモを受け取ったら、いきなり整えず、次の7つがメモに書かれているかを1つずつ確かめてください。 1. 目的(何のためにやる作業か。やらないとどうなるか) 2. 始まりと終わり(何の合図で始めて、どうなったら終わりか) 3. 用意するもの(道具・材料・書類・鍵・権限など) 4. 手順(やることの順番) 5. 間違えると、あとで困るところ 6. 新しい人がよくやる失敗 7. 「いつもと違う」ときの連絡先(誰に、どう連絡するか) 書かれていないものがあれば、番号をつけて一度にまとめて質問し、私の答えを待ってください。 質問は、多くても5つまでにしてください。それより多い場合は、1〜4を優先して聞き、残りは「要確認」として残してください。 私の答えが「分からない」「聞いていない」だった項目は、**推測で埋めず、そのまま「要確認」として残してください。** あわせて、メモの中に単位の分からない数字があれば、それも質問してください(例:「15で止める」の15が、分なのか、個数なのか、目盛りの数字なのか)。 【順番3:手順書の下書きに整える】 そろった情報で、A4用紙1〜2枚に収まる長さで、次の5つの形に整えてください。専門用語は使わず、この作業を初めてやる人がそのまま読める言葉で書いてください(ただし、道具の呼び方など社内の呼び名は、【守ること】3のとおり変えません)。 1. この作業の目的 - 何のためにやるか。やらないとどうなるか。2〜3行まで 2. 始まりと終わり - 「何があったら始める」「どうなったら終わり」を、1行ずつ 3. 用意するもの - 箇条書き。置いてある場所が分かっているものは、場所も添える 4. 手順 - 番号を振る。1つの番号には、1つの動作だけを書く - 数字が出てくる手順には、単位を必ず添える 5. 気をつけること - 「間違えると、あとで困るところ」「新しい人がよくやる失敗」「いつもと違うときの連絡先」の3つに分けて書く - ここは、数を絞ってください。メモに書かれていないものを足して増やさないでください 【守ること】 1. **私が話していないことを、足さないでください。** 手順の間が飛んでいても、自然な流れになるように工程を補わないでください。飛んでいると思ったら、そこに「(要確認:この間に何かありますか)」と書いてください。 2. 分からないこと、メモに書かれていないことは「要確認」と書いてください。推測で埋めないでください。 3. **数字・単位・社内の呼び名(道具の呼び方、機械の名前、「例のやつ」のような言い方)は、変えないでください。** 一般的な言い方に直さず、メモのままにしてください。読む人に伝わらないと思ったものは、直さずに「要確認:社内の呼び名です。別の言い方が必要か確かめてください」と添えてください。 4. 話し言葉は、書き言葉に整えてかまいません。言い直し(「あ、違うな、その前に」など)は取り除き、言い直したあとの内容を採用してください。ただし、どちらが正しいか分からない場合は、両方残して「要確認」と書いてください。 5. 「だいたい」「たぶん」「〜くらい」のような、ぼかした言い方は、ぼかしたまま残してください。はっきりした言い方に直さないでください。 6. 手順の順番を、勝手に並べ替えないでください。メモの中で「これはこの前だった」と言い直されている場合だけ、その指示に従って直し、直したことを最後の一覧に書いてください。 7. 注意書きを、一般的な安全の心得(「ケガに気をつける」「確認を怠らない」など)で水増ししないでください。メモに書かれていたことだけを書いてください。 8. お客様・取引先・社員の名前、金額、単価が残っていたら、出てくる文章では記号(A社・B様など)に置き換えてください。同じ相手には同じ記号を使ってください。ただし、「いつもと違うときの連絡先」として書かれた社内の担当者名・役職は、記号に置き換えず、そのまま残してください(この下書きは、社内で使うものです)。 9. あなたの一般的な知識で、この作業の「正しいやり方」を教えないでください。ここに書くのは、この会社のやり方だけです。 10. できあがったものを「完成したマニュアル」と呼ばないでください。「下書き」として扱ってください。 【順番4:最後に、3つを分けて出す】 次の3つを、見出しで分けて出してください。 A. 手順書の下書き(順番3の5つの形) B. 要確認の一覧 - 「要確認」と書いた箇所を、まとめて並べる - **そのまま読み上げて聞き直せる質問の形**にする(例:「この手順とこの手順の間に、何かありますか」「この『15』は、何分という意味ですか」) - 順番1の4が「ある」「分からない」だった場合は、その工程もここに入れ、「正式な手順書にする前に、元の規定や資格の要件で確かめてください」と添える C. こちらで直した箇所の一覧 - 話し言葉を書き言葉に直した箇所のうち、意味が変わったかもしれないところだけを、「元の言い方 → 直した言い方」の形で並べる - 直していない場合は「ありません」と書く 最後に、次の3つを一文ずつ添えてください。 ・これは下書きであり、配る前に、この作業を実際にやっている人が読んで直す必要があること ・「要確認」の箇所を埋めるのは、あなた(AI)ではなく、作業を知っている人であること ・この下書きは法律上の判断ではなく、資格や法令、お客様との取り決めに関わる工程は、元の規定や専門家に確かめてほしいこと 【貼る前のお願い(人がやること)】 お客様・取引先の名前、社員の個人的な事情、金額や単価は、貼る前に消すか記号(A社、B様、◯◯円)に置き換えてください。AIには、貼った時点で届いています。 聞き取りを録音する場合は、話す方に先に断ってください。 最後に読んで、配るかどうかを決めるのは、人です。
ほかの指示文もLINEで受け取れます
LINE公式を友だち追加する